今回は、今後もこれらを継続するためのポイント等を紹介します。
@主食・主菜・副菜を揃えた食事
主食・主菜・副菜を揃えた食事は、生活習慣病予防等、健康なからだづくりの基本となります。

主食・・ごはん、パン、麺類など 体を動かすエネルギー源
主菜・・肉、魚、卵、大豆、大豆製品など 体をつくる源
副菜・・野菜、きのこ、海藻料理など 体の調子を整える
A野菜接種量の増加

生活習慣病を予防する等、健康な生活を維持するための目標量として、1日に必要な野菜量は350g以上といわれています。
しかし、愛媛県民の野菜摂取量は、男性273g、女性262gで、およそ野菜1皿分(70g)の野菜が不足しています。
スープや炒め物など、加熱調理をすると野菜のかさが減って食べやすくなります。
カット野菜や冷凍野菜も活用する等、普段の食事にもう1皿(70g)野菜を加えてみましょう。
B食塩摂取量の減少
1日の食塩摂取の目標量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満です。
しかし、愛媛県民の食塩摂取状況は、男性10.7g/日、女性9.1g/日と、3g程度多く摂取している状況です。
身近なところから、減塩を意識しましょう。

○減塩のコツ
・塩辛いものは極力控える(佃煮、漬物、インスタント食品等)
・めん類の汁は残す
・柑橘類などで風味をアップ(レモン、ゆず、すだち等)
・香辛料で薄味をカバー(こしょう、カレー粉、しょうが、わさび等)
・一品にだけ塩味をきかす(味の濃いもの、薄いものでメリハリをつける)
・素材そのもののだしを活用する(かつおぶし、昆布、しいたけ、野菜 等)
C牛乳・乳製品の摂取習慣の定着

牛乳・乳製品には、カルシウム、タンパク質がバランスよく含まれます。
丈夫な骨や歯をつくるために、カルシウムはしっかりととりたい栄養素です。
また、バランスの良い食事や運動をすることも大切です。
カルシウムは、小魚や大豆製品(豆腐、納豆)、緑黄食野菜、海藻にも含まれます。
中でも、牛乳・乳製品は他の食品と比べて、カルシウムの吸収率が高いといわれています。
牛乳・乳製品を取り入れながら、色々な食材を楽しみましょう。
食生活改善普及運動特設ページ http://www.smartlife.go.jp/event/plus1tool
(「スマート・ライフ・プロジェクト」ホームページ)